クボデラ株式会社(東京都中野区、代表取締役 窪寺伸浩)は昨年度から開始しましたアカデミアとの連携・協業活動の一環として、21年11月から東洋大学名誉教授の竹村牧男(たけむら・まきお)先生に、「仏教と樹木のいのち」と題し、6回にわたりご寄稿していただきます。
竹村牧男先生は仏教学、宗教哲学の著名研究者として知られ、長年、多数の著作を発表するとともに、多くの研究者を指導してこられました。本連載では、森林や木材について、仏教の観点からご執筆していただきます。大変興味深いお話になると思います。皆様にもぜひ、楽しんでいただき、お仕事などの参考にしていただけると幸いです。
竹村先生のご経歴を紹介いたします。1948年東京都生まれ。1975年、東京大学大学院(印度哲学)博士課程中退。その後、文化庁宗務課専門職員、三重大学人文学部助教授、筑波大学助教授(哲学・思想学系)、同教授を歴任。2002年に東洋大学文学部教授に転じ、2009年9月、東洋大学学長に就任、2020年3月末に退職。専門領域は仏教学、宗教哲学。唯識思想で博士〔文学〕。筑波大学名誉教授、東洋大学名誉教授。
主な著作に、『入門 哲学としての仏教』、『ブッディスト・エコロジー』、『空海の哲学』、『唯識・華厳・空海・西田』、ほか多数。