私たちクボデラ株式会社は、「木を哲学する企業」と「幸福を生む住まいづくり」という二つの企業理念を持っています。
木を哲学する企業
「木を哲学する企業」とは何か?これは木を科学するでも、木を化学するでもなく、木を哲学するということです。
そもそも哲学とは?根源的にその存在を知ろうとすることです。哲学(philosophy)の語源は、「知を愛する」と言われています。存在の根源的な意味をしること、それは木の成分を分析することばかりではなく、何故、木が存在し、木と人間はどういう役割になっているのか、木は立方価格いくらいくらいで単純に共立するような存在で良いのか等々考えることだと思っています。
私たちの哲学の対象である木は、単なる物質ではありません。私たち人間同等の「生命」です。生命であるから、根源的な存在として、その意味を、その価値を知ろうとするのです。
「休む」という字に秘められた人間と木の関係性、人類の歴史数万年が、森林の中で営まれていた事実。人間が森林や木に抱く心地よさとは単なる郷愁ではなく、まさに遺伝子に組み込まれている生活の基礎ともいえるでしょう。
幸福を生む住まいづくり
第二理念の「幸福を生む住まいづくり」とは木と人間の共生を、森林浴などという非日常的な場面ではなく、日常性のある「住まい」という環境の中で、どのように組み入れていくのか、とう事です。
現代人の抱える様々な心と身体の問題は実は、人間が自然から離れて生活しているという不安から生じているのといっても過言ではありません。
人間が最も長い年月暮らす住環境、職場環境。機能性を重視するあまり、「住む」ということの本質を忘れてしまっているかも知れません。
「木を哲学する企業」と「幸福を生む住まいづくり」という二つの理念を統合し、事業展開していく所存です。